予防歯科について

むし歯や歯周病は、メインテナンスを疎かにすると、すぐに症状が再発してしまう疾患です。
そこで、ぜひ予防やメインテナンスのために歯科医院に通う習慣を心がけましょう。
歯のクリーニングは、セルフケアでは取り除けない汚れを綺麗に落とすだけではなく、お口のトラブルを早期発見することにもつながります。そうすれば症状が悪化する前に治療を開始できるので、痛みや通院回数が抑えられるのです。治療をした歯を長く保つためにも、丁寧なブラッシングと歯科医院でのクリーニングを徹底しましょう。
予防プログラム
むし歯や歯周病になるのは嫌ですよね。私たちも、皆さんの歯を削ったり抜いたりするのは、決して楽しいことではありません。そこで私たちは、むし歯・歯周病の予防に力をいれ、一人ひとりに合わせた、予防プログラムを作成しています。おうちでのお手入れと、医院でのケアを計画的に行うことで、最大の効果が発揮できます。力をあわせて、“自分の歯で生きる幸せ“を継続しましょう!
保証制度
私たちは、「再治療の必要のない高度な治療」を目指しています。今までの経験から申しますと、治療後、適切なメンテナンス(定期健診)に通っていただき、ご家庭でのケアも心がけていただければ、間違いなく再治療の必要は発生しません。もしそれでも、再治療が必要となった場合には、当医院の3~5年間の保証制度をご利用ください。対象となる治療は、自費治療した全ての詰めもの、かぶせものなど。お気軽にご相談ください。
当院の予防について
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フッ素塗布
今ではむし歯の予防にフッ素が有効なことは皆様ご存知かと思います。子どもにおけるフッ素塗布は1歳6ヶ月ぐらいから可能です。
当クリニックにおいては半年に一度フッ素を歯に塗布するプログラムを実地しております。
その家庭で小さな歯があれば直していきます。
早期のむし歯は痛くもなく短い期間で治せます。
どうせ抜ける歯だからと放っておいて痛くなってから歯医者に行くっていうのは、後から出てくる永久歯にも良くなく、歯並びも悪くなるということにもなります。
また歯の成長に関しては個人個人によって違いますのでやはり定期的な検診を受けられることをおすすめいたします。 -
ブラッシング指導
歯並び・歯の磨き方・磨く時間などによって一人ひとりお口の状態は異なります。
そこで当クリニックでは、お子様のお口の状態に合わせて、ブラッシング指導を行っているのが特徴です。
当クリニックの歯科衛生士が、わかりやすく歯磨きの方法をレクチャーいたします。 -
シーラント
生えたばかりの6歳臼歯や乳歯の奥歯は溝が深く、磨き残しが多くなります。
そこで、奥歯の溝にあらかじめ歯科用プラスチック(グラスアイオノマーセメント製)を埋め込むシーラントが効果的です。
食べかすが入り込みにくくなるので、むし歯予防につながります。 -
PMTC
歯科医師や歯科衛生士が、専用の器具を使って行うクリーニングです。どんなに歯磨きが上手な方でも磨き残しはできてしまうため、定期的にPMTCで口の中を綺麗にしましょう。口の中がさっぱりと快適になったり、着色汚れを落としたりと様々なメリットがあります。
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スケーリング
スケーリング (scaling) とは、スケーラーという器具を使用し、歯面に沈着したプラーク、歯石、そのほかの歯面沈着物を機械的に除去することです。
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エアフロー
茶渋やタバコのヤニなどのステインが強く付いている方には、通常のクリーニングだけでは完全に除去できない場合があります。そこで威力を発揮するのがジェット噴流を使った”エアフロー”です。
ご自宅でできる予防について
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ブラッシング
むし歯が多発する場所は、歯と歯の間・歯と歯ぐきの境目・歯の溝です。
この多発部位の歯垢(プラーク)をブラッシングで除去することは、むし歯予防につながりますので、皆様の歯垢沈着状態を確認しながら、適切なブラッシング法を指導させていただきます。 -
食事改善
ブラッシングでむし歯予防をすることは、とても大切ですが、せっかくブラッシングが上手にできていても、食生活が乱れていたら、その効果も低くなりますので、食事の内容はとても大事です。
糖質の消化に必要なのが、ビタミンやカルシウムなどですが、糖質を多く摂取すると、その分、多くのビタミンやカルシウムが必要になり、本当に必要な場所で足りなくなってしまうので、歯ぐきや、歯ぐきを支える顎の骨にも影響を及ぼします。